駅前の老舗ファーストフード店Mに行った。
筆者は、M社のエビバーガーが大好物である。
こいつはどうして、なかなかウマイのだ。
ファーストフードだからといって、あなどってはいけない。
フライ衣の中には、半透明でぷりぷりした小エビが白身魚のすり身をつなぎに、ぎっしりと詰まっている。サウザンアイランド系ソースと、ほんのり甘いバンズとの相性も抜群。パリパリレタスもいい脇役となっている。
そしてこのメニューは日本オリジナル商品だ。「日本にいる間にしか食せぬ」と思うと、余計に食べたくなるのが人の心理である。ああ・・・さっき食べたが、また食べたい。エビバーガーを食しながら、再度ファーストフードの先駆者Mへ、畏敬の念を強くした。
しかし、日本の名物・マニュアルロボット人間の元凶もまた、Mである。
「どこの店舗でも均一の商品とサービスが受けられる」。
徹底したマニュアル管理教育は当時、センセーショナルであった。ビデオまで見せられるマニュアル教育のおかげで、脳ミソで考えなくとも接客ができ、調理ができてしまう。その代わり、あくまでロボット接客なので、想定外のことを言われると対応できず、ちぐはぐな言動となる。
本日のロボットとの会話。
ロボット 「いらっしゃいませこんにちは!ご注文は何になさいますか」
オレ様 「エビバーガーを単品で。持ち帰りでお願いします」
ロボット 「エビバーガー1点、ありがとうございます。
こちらは単品になさいますか、それともセットになさいますか」
オレ様 「単品だとゆうとるじゃろがボケー!」 (←小心のため、心の叫び)
ロボット 「こちらでお召し上がりですか」
オレ様 「脳ミソ使えコラー!」 (←小心のため、心の叫び)
人を管理するには、考えさせないことがいちばんなのである。